野原の感触

見積もることは大切か。

予想だにしない未来をいくつも見てきた。

というのはちょっと違って、現実を淡々と見積もって、こなしていくことが、本当に面白くないけど、大人だ。

「感性で生きるひと」と言われる身には、どんどんその波にのまれることに抵抗はしないけれども、つまらない。




私は無になって 風にのり
一面の野原を吹き抜ける
アザミの棘を優しくなでて 


季節がとまる
私の中で。