夏の宵、ひやしあめ、ちめたい。

7.21 伏見稲荷大社 本宮祭にて

夏の夜の誘い。
キツネの使いに真っ赤な提灯
迷い込んだら最後

もどれるかしらと

振り向く千本鳥居

 

遠く盆踊りの唄が

響いてきて

ふっとあらわれた

お茶屋さんで一服

 

この夏は

蚊もずいぶん狂ったように

あらわれたと

お茶屋の女将さんが言う

 

ふいに時間が止まったように

蝉の鳴き声と夕暮れ

のどもとをつたう

ひあしあめ

ちめたい。