松浦 すみれ    ルポ&イラストレーター

 

1983年 京都生まれ。

 

 画業に携わっていた両親の影響で、絵を描くことに夢中だった幼少期。

京都洛西にある“お酒の神様”として知られる松尾大社のすぐそばで生まれ育ち、後に同神社で本職の巫女として奉職。日々の奉仕のなかで御神酒として触れた日本酒に興味を持つようになり、後々の仕事に影響を及ぼすこととなる。

この頃、嵯峨芸術大学の社会人講座に通い、日本画や水墨画を習う。

 

2009年 フリーランスのルポ&イラストレーターへ。

 

 観光業やライターの経験をきっかけに、取材と文章を受け持つ“ルポ&イラストレーター”の肩書きで仕事をはじめる。

 

 またこの頃、旅先で立ち寄った酒蔵や醤油蔵に、松尾大社のお札が大切に祀られているのを見て感銘を受ける。旅好きも高じて、各地の蔵をめぐり始める。

 

 2015年 著書「日本酒ガールの関西ほろ酔い蔵さんぽ」(コトコト刊)を出版。

関西二府四県、全33軒の酒蔵を自ら取材して、絵&文で綴った一冊。この出版をきっかけに“日本酒ガール”として、講演やイベント企画、カルチャー教室の講師などの依頼を受け、活躍の場を広げる。

 

そして現在まで―

 新聞連載をはじめ、書籍、雑誌、WEB等に、イラスト&エッセイ・コラムを寄稿。顔彩(日本画材)を使った柔らかな印象の水彩画を得意とする。日本酒のラベル画、コンセプト企画発案なども手掛ける(2020〝あんのん unknown〟)
 また例年、伏見稲荷大社、唐招提寺など社寺への奉納画を納めている。女神像や神仏画をモチーフにした作品制作を続けている。

 


 現在、滋賀と京都の二拠点生活。湖北の移住者たちで結成したイカハッチンプロダクションのメンバーと共に、2022年 雑誌「サバイブユートピア」創刊。2024年より
webメディアとしてスタート。https://survive-utopia.com/ 

ーこれまでの仕事については Works へ。

2020〝あんのん unknown〟